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退院後初の診察、そして「術後化学療法」の提案
日常生活を取り戻したボクのその後、2021年10月初旬、退院後初の診察がありました。 手術前日の手術内容の説明と同意書サインのときから、うっすら伝えられていたことですが、この診察で正式に術後化学療法を勧められました。
「なぜ必要なのか」がどうしても腑に落ちなかった
がんがある部分は、完全に手術で切除されたはずなのに、なぜ化学療法が必要なのか…。 担当医師の説明だけでは、自分の中で納得できる理由がわかりませんでした。
ネットと書店でとことん調べた
診察後、自宅に戻ってネット検索を重ね、さらに最寄りのジュンク堂書店へ。 医療コーナーで半日ほど吟味して、2冊の本を購入して熟読しました。
購入した2冊の本
特に参考になったのがこちら:
改訂第6版がん化学療法レジメンハンドブック〜治療現場で活かせる知識・注意点から服薬指導・副作用対策まで
虎の門病院の進藤先生の解説が非常に理解しやすいです。
僕たち転移性肝がんの患者にとって名著だと思います。
ボクが抗がん剤治療を受けると決めた理由
すべてを読んで理解し、自分の中で「なるほど、そういうことか」と納得できました。 再発防止のための「補助化学療法」としての意味、効果、投与スケジュール…。 自分の身体のことなので、理解したうえで治療に臨みたいと思いました。 その結果、ボクは抗がん剤治療を受ける決断をしました。
悩んでいる方がいたら、ぜひ情報を集めて、自分の納得を大切にしてください。 「なるほど、そういうことか」と納得できた根拠は次回の記事で書きますね。
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