虎の門病院の肝臓外科医、進藤潤一先生の希有の名著、良書、転移性肝がんの患者さん必読の名著【あきらめてはいけない肝臓の【がん】の話】 術後化学療法の真実とは!

書籍『あきらめてはいけない 肝臓の「がん」の話』(著:進藤潤一)における「転移性肝がん」に関する部分の要約を、医療的な正確さを保ちながら、ザックリわかりやすくお伝えします。もちろん、実物の本書を手に入れて熟読されることを強くお勧めします。ボクは全くの素人なので誤解や誤りがあるかもしれませんので、ぜひ、ご自分で購読して判断してください。

📘『あきらめてはいけない 肝臓の「がん」の話』
🩺 転移性肝がんに関する要約
■ 転移性肝がんとは?
他の臓器(大腸・胃・膵臓・乳がんなど)から肝臓に転移したがんのことを「転移性肝がん」と呼びます。

肝臓は血流が豊富な臓器のため、がんが転移しやすい部位のひとつです。

■ 転移性と原発性の違い
「原発性肝がん(HCC)」は、肝臓で最初に発生したがん(例:肝細胞がん)。

「転移性肝がん」は、他の臓器で発生したがんが、血流やリンパを通じて肝臓に飛んできたもの。

■ 治療方針は原発巣による
転移性肝がんの治療は、原発がんの種類や進行度によって大きく異なります。

例えば、大腸がん由来の転移性肝がんの場合は、切除手術(肝切除)を行うことで生存率の改善が期待できます。

乳がんや胃がんなどの場合は、**全身化学療法(抗がん剤治療)**が中心になることも。

■ 外科切除の適応と成果
原発巣が制御されていて、肝臓に転移した部分が手術で取り切れる場合は、外科的切除を行うことで長期生存が望めます。

特に「大腸がん→肝転移」は、外科的切除により5年生存率が50%以上となるケースも。

■ 化学療法と補助治療の重要性
肝転移が多数ある場合や、手術適応外の場合は抗がん剤治療が主になります。

術後に**再発を防ぐための化学療法(補助療法)**が行われる場合もあります。

■ 希望を捨てず、正確な診断を
肝臓に転移が見つかっても「手術=不可能」「余命宣告」という時代ではない。

専門の肝臓外科医による評価やセカンドオピニオンを受けることで、治療の選択肢が広がることもある。

📘 術後化学療法の効果についての要約(書籍より)
■ なぜ「がんを取りきったのに」抗がん剤をやるのか?
手術で目に見えるがん(画像・視診上)はすべて取り除けたとしても、**ごく微細ながん細胞(微小転移)**が体内に残っている可能性がある。

この見えない残存がん細胞が、数カ月~数年後に再発するリスクを持つ。

術後化学療法は、体内に残っているかもしれない微小ながん細胞を叩くために行われる。

■ 術後化学療法の“目的”は?
再発予防が主な目的。

目に見える腫瘍がない状態での治療なので、「治療しても腫瘍が小さくなる」などの即効性の効果は見えにくい。

 

📖 印象に残った記述(169ページ)

ボクが特に参考にしたのは、169ページ

【10、 術後治療の必要性】の記述です。ここホントに大事な記述です。本文を読んでみてくださいね。
ここで、ボクは術後化学療法を行うことを決断しました。

 

■ どんな抗がん剤が使われるのか?
原発がんの種類に応じて薬剤が決まる。

たとえば、大腸がんでは**FOLFOX(5-FU+オキサリプラチン)**などが使われる。

通常は外来で通院しながらの投与が可能で、3週に1度など、スケジュールに沿って行われる。

 

✅ まとめ:術後化学療法の意味とは
“見えないがん”を叩いて再発を防ぐための、非常に重要な予防的治療。

今が「がんがない」状態でも、将来の安心のために行う一手。

治療の目的と意義を理解し、納得したうえで受けることが、長期的な生存と安心につながる可能性が高まる。

ザックリまとめると、術後化学療法は、

やらないよりは、やったほうがいい、というものとボクは理解しました。

 

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料理やお酒やドライブや街歩きの話も綴ります

ビールに合う、ハイボールに合う、ワインに合う、レシピとか、街歩きの話とか、大腸がんになった話とか、いろいろと書きますね

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