【入院体験記】術後の管が次々に外れる日|食事再開と移動の苦労

重湯から三分粥へ。食事の回復に感じたこと

重湯なのに美味しい!術後初めての食事

三分粥に春雨サラダ、普通食への不安と希望

尿道カテーテルを外してもらった話

抜くときは「一気にお願いします」

羞恥心より動ける喜び

腹を切った後の起き上がりは“地獄”

ベッドは常に起こした状態に

肛門の管も外れて、だいぶ身軽に

もう普通食なのに、まだこの管…!?

残ったのはお腹と肝臓のドレーン2本

術後の進展|ついに管が外れ始めた日

重湯を食べた後、いよいよ尿道カテーテルを外してもらえました。

抜いてもらうとき、看護師さんに「思い切って一気に抜いてください!」ってお願いしました(笑)。
ゆっくり抜かれたら逆に痛そうだったんで、勢いで行ってほしかったんですよね。

で、ついに! 自分の足でお手洗いに行けるようになりました。

……とはいえ、まだ他のドレーンや管は身体に付いたままなので、それらを持ち歩きながらの移動になります。
しかも、先には排液の袋が付いていて、見た目的にもまあまあ恥ずかしいんです(笑)。
でも、病棟内はそういう人ばかりなので、羞恥心なんて次第に消えていきますね。ある意味、慣れです。

移動するには、まずベッドから身体を起こさないといけないわけですが、
お腹を切って縫っている状態なので、咳をするときと同じで、腹筋に激痛が走るんです。

なので、もうずっとベッドは起こしたままでした。横になると起き上がるときが怖すぎて(笑)。

そして、翌日からの食事はというと……
三分粥に加えて、春雨サラダみたいな、ほぼ普通の食事が出てきてビックリ。

「え!?もうこんな食べていいの!?」って、思わず不安になりました。

まだ腸を縫ったばかりなのに、こんなに普通のご飯食べて腸が破けたりしないのか…???
って真剣に考えてしまいました(笑)。

※ちなみに、腸を繋ぐ医療用ステープラーの存在を知ったのはこのあとです。

そしてこの日、肛門に付いていた管も外してもらえました。
これも、「もう普通の食事をしているわけだし、そりゃそうだよな」と納得。

💬 小話:ウォシュレット、使っていいの?

ここでちょっとしたエピソードをもうひとつ。

チューブを外してくれた先生に、恥を忍んで質問してみました。

「あの、ウォシュレットってもう使って大丈夫ですか?」

すると笑顔で、

「あ、大丈夫ですよ。もう問題ないです」

とのこと!うれしかったですね~。
術後、いろいろ我慢してきた中で、こういう小さな解禁がほんとに嬉しい(笑)。

こうして、身体に残っていた管はついに、

  • お腹(S状結腸あたり)に1本
  • 肝臓あたりにもう1本

計2本だけになりました。

ようやく、身軽に近づいてきました!

 

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ビールに合う、ハイボールに合う、ワインに合う、レシピとか、街歩きの話とか、大腸がんになった話とか、いろいろと書きますね

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