💉CVポート埋め込みから10日後――いよいよ始まった化学療法
CVポートを胸に埋め込むための短期入院から、ちょうど10日後。
ついに、術後化学療法が始まりました。
📘レジメンって何?「IRIS+BV療法」という選択
主治医の腫瘍内科医の先生から提案された抗がん剤の組み合わせ。
医学的には「レジメン」と呼ばれるそうで、要するに「どの抗がん剤を、どんなスケジュールで使うか」をまとめた治療プランです。
僕の場合は、
IRIS+BV療法というものになりました。
詳しくは下記を参照ください:
『あきらめてはいけない肝臓の【がん】の話』(進藤潤一先生)P162~
🔬ザックリ説明すると…
進藤先生の本によると、
抗がん剤治療の基本は、
フッ化ピリミジン系抗がん剤
+オキサリプラチン or イリノテカン
という2剤併用療法が基本だそうです(…正直、素人には???笑)。
💊ボクが受けた薬剤たち
①イリノテカン(点滴)
抗がん剤その1。CVポートから点滴で体内に入れます。
②S-1(エスワンタイホー)
飲み薬。これがいわゆるフッ化ピリミジン系抗がん剤。
朝晩、2週間服用して、1週間休薬。これで1サイクルです。
③ベバシズマブ(BVと略される)
血管新生阻害薬。こちらもCVポートから点滴で投与されます。
🏥治療当日の流れ
毎回の治療は、こんなスケジュールで進みました。
朝、病院へ
血液検査
主治医の診察(体調と検査値、特に白血球量が大事らいし、をチェック)
化学療法室へ
CVポートから、
・ベバシズマブ
・イリノテカン
→を点滴
帰宅後、その日からS-1(朝晩)スタート
点滴と、その他、もろもろで5~6時間くらいかかるので、基本は朝から夕方まで病院で過ごす一日になります。
これが、3週間サイクルで、1年間ほど続きました。
😮💨化学療法の“えげつない”副作用は、また次回に…
ということで、こうして僕の化学療法が始まったわけですが…
当然ながら、というか、受け入れたくないですが、これらの抗がん剤には副作用があります。
これがまた、「えげつない」。
その話は、また次回に詳しく綴りたいと思います。
✍補足しておきたいポイント(読者向けに):
IRIS+BV療法は、主に消化器がん(大腸がんなど)で使われる
**S-1(エスワン)**は、日本で多く使われている経口抗がん剤で、副作用が比較的穏やかとされる(でも人による)
**ベバシズマブ(BV)**は血管新生を止めて、がんに栄養を届けないようにするタイプの薬
CVポートは、繰り返しの点滴治療に耐えやすく、患者の負担を減らす目的で使用される
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