
🎗️ 術後抗がん剤治療をする?しない?──その決断とボクの本音
前回の記事で、術後化学療法(抗がん剤治療)について書きました。 ここでは、ボク自身が感じたこと・調べたこと・そして最終的に決めたことを、もっとぶっちゃけて正直に書いてみます。
✅ 術後治療は、結局「やるべき」なのか?
正直に言えば、執刀医も腫瘍内科医も、「再発するかどうか」はわからないんですよ。と、感じました。
- 肝臓に転移したがんが、術後にまたどこかに出てくるのか?
- それともこのまま無事でいけるのか?
これは、神のみぞ知る領域。
しないよりは、やった方が“再発の可能性が下がる”かもしれない
逆に言えば…
やっても意味がないかもしれない
🎯 術後化学療法の“目的”は「保険」
目に見えない「微小転移」を叩くために行う、いわば保険のような治療です。
データ的には再発率が下がる傾向があるけれど、効果があるのかどうかは誰もわからない。誰も知らないんですよ!!!っていうか、微少転移がなければ、そもそも、術後化学療法は必要ないわけで。CT画像なりで顕在化して初めて、転移あったね、って、なるわけですよ。
- 再発を防ぐ可能性がある
- ただし、副作用や生活への影響もある
💬 ボクの結論:「やる」ことにしました
ボクは、術後抗がん剤治療を受けると決めました。 もちろん、「しない」という選択肢もあったと思います。
🧭 患者にできることは「納得して選ぶこと」
どの選択が正解かは、誰にもわからない。 だからこそ、自分で調べて、考えて、納得して決断する。
それが、患者にできる唯一の自由であり、責任なのかもしれません。
✅ まとめ:治療は「選ぶもの」
抗がん剤治療は「やるべき義務」ではなく、選択肢。 ボクは調べて、考えて、やることを決めました。
この記事が、これから治療を選ぶ誰かのヒントになれば嬉しいです。
それと、進藤潤一先生の本は、たまたま、ボクが、S状結腸切除および肝転移切除を、終了した当時のタイミングで出版されており、そのタイミングでジュンク堂書店で、出会えたということも自分の決断を後押ししてくれました。
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