🎗️CVポートって、いったい何???埋め込みの体験談 ~不安に感じているかたに自分の感じたことを共有します

🎗️CVポート埋め込みの体験談 〜再び入院して思ったこと〜
術後化学療法を受けることを決めた僕は、2021年10月下旬に、再び3日間の入院をすることになりました。

目的は、抗がん剤の点滴に使う「CVポート(中心静脈ポート)」を胸に埋め込むためです。
これから三週間に一度、病院の化学療法室に通って抗がん剤を点滴することになっていて、毎回、腕の静脈から針を刺す代わりに、このポートを通して点滴を行うのだと説明を受けました。

「また入院か…」と、思いましたが、気持ちには少し余裕がありました
CVポートの処置は“軽い手術”のようなもので、鎮静剤を使って行われました。
入院したその日の午後には施術がありましたが、正直なところ、鎮静剤のおかげで、事実上、寝てる間に気がついたら終わっていました。笑笑

9月に受けた大きな手術に比べれば、ずっとあっさりしたものでしたし、何よりも今回は**「病院の勝手がすっかりわかっている」**状態。
病棟の雰囲気も、入院時の受付の感じとかも、ぜんぶ頭に入っていたので(笑)、前回よりずっと心に余裕がありました。

胸に埋め込まれた「CVポート」という存在
今回、僕の体に埋め込まれたCVポートの名前は、

👉 パワーポート ClearVUE slim(クロノフレックスカテーテルタイプ)

という製品でした。
興味のある方は、メーカーのホームページを見てみると詳しい情報が載っています。

このCVポートのおかげで、毎回の点滴で血管を探されるストレスがなくなるというのは、治療を続けていく上で本当に大きなメリットだと思います。

最後に:これからCVポートを入れる方へ
もし今、CVポートの埋め込みを前にして不安な気持ちを抱えている方がいたら、
僕の体験が少しでも参考になれば嬉しいです。

正直、最初は「胸に何かを埋め込むなんて…」と怖く思っていました。
でも、実際にやってみたら、思った以上に体への負担は少なく、日常生活でもとくに気になりません。

ただ、基本的には、右の乳首の上あたりの場所に、埋め込まれるので、ボクの場合、右ハンドルの車の運転席のシートベルトを懸ける位置と重なってしまって、車の運転の時は注意が必要かと思いました。

右ハンドルの車を運転される方は、施術される執刀医の方に相談して、埋め込む位置を相談した方がいいかもしれません。

それと、肩から斜めかけにショルダーバッグを懸ける方とか、リュックサックを、使う方の場合の肩ベルトがかかって、気になる方もいらっしゃると思います。ボクの実感として。

 

 

 

CVポート(中心静脈ポート)とは、長期間にわたって静脈からの薬剤投与や採血などを繰り返す必要がある患者さんのために、皮膚の下に埋め込むタイプの中心静脈カテーテルの一種です。

🩺 CVポートの基本
■ 構造
リザーバー(ポート本体):皮下に埋め込む小さな装置。注射針でアクセスする。

カテーテル:ポートから出て、中心静脈(通常は上大静脈)に先端が届くチューブ。

🔍 どんなときに使うの?
使用例 理由
抗がん剤治療 繰り返しの点滴で、末梢血管がボロボロになるのを防ぐ
高カロリー輸液(TPN) 長期間の栄養投与に使う
頻繁な採血・薬剤投与 末梢静脈の確保が難しいときに便利
難治性疾患・在宅医療 長期管理が必要なケースで使いやすい

✅ メリット
長期間使用できる(半年〜数年)

毎回の点滴で血管を探さなくて済む

感染リスクが外部カテーテルより低い

使わないときは見た目もスッキリ(皮膚下に完全に埋まっている)

⚠️ デメリット・注意点
手術が必要(局所麻酔で埋め込み)

針を刺すときは**専用の針(ヒューバー針)**を使う

 

 

どうか、今向き合っている治療が、少しでも穏やかなものになりますように。お互いにがんばりましょう

パワーポート ClearVUE slim

クロノフレックスカテーテル

CVポート 痛み

CVポート 副作用

CVポート 手術 時間

CVポート 生活への影響

CVポート 違和感

CVポート 点滴 方法

CVポート 洗浄 頻度

cv ポート ヒューバー 針

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ビールに合う、ハイボールに合う、ワインに合う、レシピとか、街歩きの話とか、大腸がんになった話とか、いろいろと書きますね

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