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【体験談】40代で突然の大腸がん告知。PET-CT検査で発覚した私の闘病記
2021年夏。
いつもの健康診断のつもりで受けたPET-CT検査で、思いもよらぬ異常が見つかりました。
この記事では、40代で大腸がんを告知された私の体験を、同じように不安を抱えている方へ向けて共有したいと思います。
PET-CT検査での異常:健康診断のはずが…
健康診断の一環で受けたPET-CT検査。
結果通知と一緒に届いたのは、「大腸に異常集積が見つかった」という所見、精密検査を促す紹介状、検査画像の入ったDVDでした。
この時はまだ、まさか自分ががんだとは夢にも思っていませんでした。
内視鏡検査での告知:「大腸がんで間違いない」
以前、尿管結石で通っていた大学病院で大腸内視鏡検査を受けました。
そのとき医師から言われた言葉が今でも忘れられません。
「大腸がんで間違いないかな。40代で発見されるのは、やや早いかもしれないね。」
S状結腸に腫瘍が見つかり、正式に大腸がんの告知を受けました。
わずか2週間後に手術決定。コロナ禍でのスピード展開
2021年8月末に検査を受け、9月中旬には手術が決定。
医療逼迫が続くコロナ禍の中でも、驚くほど迅速にスケジュールが進みました。
「自分ががん?手術?」
その事実を受け止める間もなく、入院・手術が決まり、心はついていけない状態でした。
「手術で本当にいいのか?」自分なりに治療と向き合う
一度自宅に戻って冷静になった私は、次のような疑問にぶつかりました。
- 手術は本当に必要なのか?
- 他の方法、たとえば民間療法は?
- 標準治療とは何なのか?
この答えを見つけたくて、書店で本を2冊買いました。
読んで学んだ「標準治療」の意味
読んだ本:
この2冊から学んだのは、
「標準治療」=科学的根拠に基づいた最も信頼できる治療法
民間療法や高額な代替医療の魅力も一瞬考えましたが、情報を得たうえで最終的に標準治療(手術)を選ぶ決断をしました。
情報を得て「自分の頭で考えること」の大切さ
がんを告知された瞬間は混乱しかありませんでした。
でも一度立ち止まり、正しい情報を得て考える時間を持てたことは本当に大きかったと思います。
「医師任せにせず、自分で納得して選ぶ」
それが、これから治療を受ける方に伝えたい一番のメッセージです。
次回予告:手術〜入院生活、そしてその後へ
今回の記事では、「告知〜手術を決断するまでの道のり」をまとめました。
次回は、実際の手術・入院生活、術後の体調や気持ちの変化について綴っていきます。
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以下は私が参考にした本です。がんの告知直後、何を読めばよいか迷っている方におすすめです。
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カテゴリ:大腸がん体験談
タグ:がん告知、標準治療、PET検査、内視鏡、手術、情報収集、40代